少し話は変わり、
現状の建築設計というものはCADソフトにて2次元パース(図面)を
作成し、それを現実世界に反映していくのが主流です。
設計者と建築主は図面や、パースでイメージを共有してきました。
建築主は建築の専門知識を持っていないことがほとんどであり、見慣れない図面で正確なイメージを持ってもらうのが非常に難しいのが実情です。なんとかイメージを共有するために、設計者が多大な労力をかけて多くのパースを作成していました。
しかし、近年 BIMオペレーターという新たな設計者が登場してきています。
〇BIMオペレーター
「BIMオペレーター」とはBIMソフトを使って3Dモデルを作成する人材のことです。 BIMオペレーターは、3Dモデルの作成やそれに付随した建築用データの登録、BIM業務全体のマネジメントなど多岐にわたる業務を担当し、CAD設計士とは異なる役割を担います。
今や、仮装空間(メタバース)上で建物を立体的に表現することが可能で、設計中の建物を3DCGを用いて疑似体験することができます。
今後、仮装空間での設計、3D図面の作成というものが主流になっていくうえで、従来の2次元設計の経験やCAD経験がなくとも、
新たに挑戦できる職種として話題を集めています。
近年人気のモノづくりゲーム(Minecraft等)も考え方によれば
メタバース上での3D設計を実際にゲーム上で行っていることになります。
ただゲームをしているだけで、知らず知らずのうちに、メタバース上での建築設計技術・BIMオペレーターとしてのセンスを蓄えていることになるのです。
今はやりたい仕事は特にない、、
でも、モノづくりゲームが好きだから、
将来自分で何か生み出す仕事ができればなー、、
そんな思いをお持ちの方は、今後 就職市場で需要が高まるBIMオペレーターを目指してみては如何でしょうか。
貴方にとって、思いがけない「天職」になるかも知れませんよ。
そして、いつか機会がございましたら、
神明建築工房でその素晴らしい才能を発揮していただけると幸いです。