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執筆者の写真神明建築工房

SDGsに対する取り組み

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。

日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsでは、経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みが広がっています。


建設業でいうと身近な所では、住宅やオフィスビルに欠かせない建材で、SDGsの達成に役立つ選択肢が増えてきました。

アップサイクルやリユースなど環境に配慮したものです。

しかしながら、達成度を測るひとつの目安であるCO2の削減率ひとつ取ってみても、各国達成率の大小はあるにせよ全体的には総量削減目標には

遠く及ばないという現状があり、その道のりは険しいものと言えます。


ここからは私見になりますが、なぜSDGsがこれほどまでに推奨されるかというと、真っ先に思い浮かぶのはCO2の増加による地球温暖化の問題であり、それによって引き起こされる異常気象がもたらす水害や熱波などの

各種災害が我々の安定した暮らしに対して大きな脅威になりつつあるからです。

今年の夏に私たちは極めて厳しい暑さを経験しました。

地球の気象については単純なモデルで解明しにくい部分も多く、CO2の増加がこの異常な暑さにどのように関与しているかどうかは断言しにくい所もありますが、ここ100年余りで地球上の人口が10倍もの急激な増加を遂げたことや、世界の各地で工業化が進み、緑地が著しく減少していることを考えると決して無関係ではないと思われます。


地球の大きさには限りがあるので、人口の無秩序な増加はいずれ人類社会の破綻を招くのは明らかなのですが、それでも現代のわれわれ一人ひとりのリアルはといえば目先の生活が第一、理想なんかよりお金や自分のやりたいことの実現だったりするので(80億人おのおのがすべて自分中心で動き出すと思うと眩暈がしてきます)、この先一体どうなるのか思わず不安に駆られてしまいます。

ですが少しでも前に進むために、ゴミを拾ったり、ゴミを減らしたり、

まずは自分なりにできることの実践を心掛けようと思います。

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