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KAKURETAI

禁酒法時代のアメリカのBARをコンセプトに遊び心が詰まったバーです。

オーナーがNYのバーを巡り研究したカクテルや最新機器を導入し、味、演出ともにこだわりが感じられます。「○○がしてみたい」というしっかりとしたイメージをお持ちのオーナーであり、我々も試したことのなかったデザインにチャレンジできました。


禁酒法時代の密造酒を提供していたBARのことを「スピークイージースタイル」と言います。警察からの捜査を防ぐ為にお酒を隠したり、お酒の提供をしているとわからないような工夫がされています。

もともとスケルトンで何も無い空間でしたが、隠し扉のトイレや喫煙スペース、レンガ調のタイルはその時代にタイムスリップしたようなロマンあふれるデザインです。


施工後に塗装、絵や植物、海外の壁紙、サインも取り付ける事になり、味がある古材やシンプルなカウンターのアクセントになり、どの面を見ても思わず写真を撮りたくなるような空間となっています。

お客さんと話しやすいような台形のカウンターも足元は古材で時代を演出し、

天板はお酒に酔っていてもカドが腕や手にあたっても痛くならないようアール処理を施しています。

看板もないお店ですが、笑い声が聞こえるその扉の先には性別問わず、フラットな関係を築け、誰もの素顔が現れる夜が待っています。


 






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