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     『令和の米騒動』

執筆者の写真: 神明建築工房神明建築工房

「スーパーから米が消えた!」

 

今夏の最も注目のニュースのひとつになりました。

 

何故、こんな騒動になったのか考えたいと思います。

昨今の米の環境ですが需要は人口減少や食生活の多様化により1962年の118.3㎏をピークに一人当たりの消費量が減少傾向にあり2022年は50.8㎏まで減りピーク時の半分以下になりました。

供給では、減反政策の影響や農家の高齢化により、生産量が減少しています。 さらに、地震や異常気象による自然災害や猛暑により、

収穫量が不安定になっております。

 

新型コロナのパニック買いは記憶に新しいところですがスーパーから

トイレットペーパー、冷凍食品などが消えた。パニック買いに走ったのは

2割ほどの消費者だったが、食品棚は空っぽになった。

今回の米騒動では、スーパーでの米の販売数量が対前年同期比で、

南海トラフ地震に備えるよう呼びかけのあった8月8日前後に38.8%増加、台風10号上陸前の8月19日~25日にかけて48.6%増加したという。

米が消えるのも無理はない。

 

「ライスボールからおにぎりへ」

またインバウンドの需要も増えています。

理由は子供のころから見ていたアニメに出ていた。旅行の移動中に簡単に食べられるなど、色々ですがライスボールとは呼ばずにONIGIRIと呼んで親しまれています。


米は食料安全保障の要であり重要な食文化です。

今回の騒動もパニック買いが大きな原因のひとつでは無いかと思います。

食糧法で政府は100万tの備蓄をしておりこれからは平穏を取り戻すと

思いますが、安くて美味しいお米を食べられる秋になって欲しいですね。




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