ゲンキが出る夏の風物詩 参鶏湯
- 神明建築工房

- 8月4日
- 読了時間: 2分
参鶏湯 삼계탕 サムゲタン
日本では夏バテ対策や、体力が落ちた時に土用の丑の日にはウナギと
言われるように参鶏湯を食べる習慣があります。
お隣の韓国でも同様に初伏・中伏・末伏を合わせて「三伏」といい、
この時期に参鶏湯を食べる習慣があります。
その一年で一番長い期間のことをサンボッ(三伏)と言い、この期間の暑さをサンボットウィ(三伏の暑さ)と言ったりします。
三伏に食べると、暑さを忘れ、悪い気を払い、陽の気を補い病を
追い払えると考え、食べ始めたとされる。

参鶏湯とは
若鶏のお腹の中にもち米とニンニク、ナツメ、高麗人参を入れ、
長時間水で煮たスープ料理で、高麗人参(サム)と鶏(ゲ)の合成語である
。参鶏湯の主な材料は高麗人参、もち米、ナツメ、ネギ、ニンニク、
若鳥で、古くから韓国では夏の三伏に食べた料理で、
代表的な滋養食である。
参鶏湯を食べる際には、基本的には薄味なので、塩やコショウ、
キムチを追加して自分好みに味を調整して食べる場合が多い。
僕はキムチを多めに入れて食べるのが好きです。
鶏肉をほぐすと中のもち米や食材が出てくるため、スプーンですくってス
ープと一緒に食べる事が多いです。また、大切な娘婿が訪れた日には、「卵を産むめんどり」をつぶして水炊きを作ってもてなしたというが
陽の気のあふれる鶏を食べて子供をたくさん産み、出世して欲しいと
願う姑の心がこもっていた。今は、元気がなない時や
病後の回復時以外にも、一年中滋養食として食べている。





コメント