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ゲンキが出る夏の風物詩 参鶏湯

参鶏湯 삼계탕 サムゲタン


日本では夏バテ対策や、体力が落ちた時に土用の丑の日にはウナギと

言われるように参鶏湯を食べる習慣があります。

お隣の韓国でも同様に初伏・中伏・末伏を合わせて「三伏」といい、

この時期に参鶏湯を食べる習慣があります。

その一年で一番長い期間のことをサンボッ(三伏)と言い、この期間の暑さをサンボットウィ(三伏の暑さ)と言ったりします。

三伏に食べると、暑さを忘れ、悪い気を払い、陽の気を補い病を

追い払えると考え、食べ始めたとされる。

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参鶏湯とは

若鶏のお腹の中にもち米とニンニク、ナツメ、高麗人参を入れ、

長時間水で煮たスープ料理で、高麗人参(サム)と鶏(ゲ)の合成語である

。参鶏湯の主な材料は高麗人参、もち米、ナツメ、ネギ、ニンニク、

若鳥で、古くから韓国では夏の三伏に食べた料理で、

代表的な滋養食である。

参鶏湯を食べる際には、基本的には薄味なので、塩やコショウ、

キムチを追加して自分好みに味を調整して食べる場合が多い。

僕はキムチを多めに入れて食べるのが好きです。

鶏肉をほぐすと中のもち米や食材が出てくるため、スプーンですくってス

ープと一緒に食べる事が多いです。また、大切な娘婿が訪れた日には、「卵を産むめんどり」をつぶして水炊きを作ってもてなしたというが

陽の気のあふれる鶏を食べて子供をたくさん産み、出世して欲しいと

願う姑の心がこもっていた。今は、元気がなない時や

病後の回復時以外にも、一年中滋養食として食べている。

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参鶏湯のルーツは?

そもそも参鶏湯のルーツは250年以上前の1766年の書物「増補山林経済」に紹介されていてる軟鶏蒸(ヨンゲチム)は、ひな鳥のお腹に具を

つめてじっくり煮込み、しょうゆとゴマ油で味付けするもので、

これが参鶏湯のルーツだと考えられています。

現在では韓国料理専門店だけでは無く、ネットやエスニックスーパーでもレトルトで簡単に購入できます。

疲れた時は参鶏湯を食べて英気を養ってはいかがですか?

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