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執筆者の写真神明建築工房

犬と一緒に暮らすための注意点

私は10年ほど前に犬を飼い、ブリーダーさんのところで単純にかわいいなといった理由だけで、安易にお家に迎え入れをしました。

ゲージと餌箱とトイレだけで十分だと考えていました。

ところが、犬が落ち着かなったりトイレが上手にできなくて、あちらこちらに用をたしたり、壁紙に用をしたり、フローリングを走り回って足を痛めたり、和室の畳を掘ったり、かわいい反面たくさんの問題がありました。

現在は下記のリフォーム行い、犬と共に楽しく暮らしています。











単にケージを置けば良いわけではありません。

犬は人間と頻繁に目が合うと緊張してリラックスできません。

昔は、一軒家が多く外で犬小屋を設置して飼っていたので問題はありませんでした。

最近では集合住宅、一軒家でも部屋の中で飼育する事が多くなりました。

少しでも長生きしてもらうために良い空間とは、なんだろうと考えてみました。


①ケガをしない事

 

犬は活発な生き物です。

部屋の中で自由に走り回ることが多いです。

その際気を付けなくてならないのは走り回って滑ってケガをしないようにする事も大事です。犬が骨折をしてしまうと多額に治療費がかかります(平均約30万)。

そうならない為にも、滑らないような床にリフォームすることをお勧めします。

フローリングだと非常に滑りやすく、飼い主も滑ってケガをする場合があります。

飼い主も犬もケガをすれば治療費がかかり嫌な思いもしますので、滑らない床にリフォームするというのは非常に有効的です。

また、自宅に迎え入れてすぐは、トイレの間違いが多く発生しますので匂いが付きにくいものを選ぶのもひとつです。

現在、各メーカーさんからも匂い傷に強く滑りにくい床材も沢山あります。

一度、弊社にご相談ください。



②匂いの問題

 

どうしても、室内で飼育する以上、体臭、糞尿などの匂い対策をどうするか、一緒に暮している家族以上に家に来られた方々は臭いと感じます。

少しでも緩和するために空気清浄機やまめな換気も有効的ではありますが、壁、床材を匂いが中和する素材、消臭効果のあるもの汚れが付きにくいもの等が各メーカーより出ています。

珪藻土で壁を塗ってもおしゃれですし、湿度管理、匂い管理などに最適です。

私の家の和室などの畳も犬が歩き回っても引っ掻いても大丈夫な材質に交換しています。(6畳で処分と設置で約12万ほどです。)

交換してからは匂い問題は緩和され、良い空間を維持しています。



③安心して犬が居られる場所

 

これは、非常に金銭的にもかかりますが犬専用の空間づくりです。

知人の家では庭の壁から外に向けて顔を出せるようにしたり、ドアに犬専用の玄関を設置したりしています。

弊社も面白い提案が出来ると思いますのでご相談ください。

※ケージに布を被せたりするのも効果はあります。

最後に、犬や猫を飼育するという事は、高齢の家族と暮らす事と同じです。

はじめはペットの為のリフォームと思っても近い将来、自分たちが老いたときにやって良かったと思う日がくるかもしれませんね。

材料、デザイン、動線のご提案を的確に弊社では提案いたします。

設計・施工・管理の最初から最後まで全て自社で行う会社は少ないです。

建設業は分離発注で下請けが行うことが非常に多く、その分ユーザー様のご負担が多くなります。

弊社は一貫して最後まで行いますので、そこを理由に選んでいただくお客さんが多いです。

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