2世帯住宅から考える建築計画
- 神明建築工房
- 2023年9月4日
- 読了時間: 2分
最近のお客様の中に2世帯住宅を建てたいのだけれど、
どうすればよいのかと聞くことがあります。
どこを重視したらよいのか特徴を見ながら考えてみましょう。
2世帯住宅には大きく分けて3種類のパターンがあり、
2世帯住宅のメリット、デメリットから建築計画を進めましょう。

まず、2世帯住宅には「完全共有型」、「部分共有型」、「完全分離型」の
3パターンがあります。
それぞれのパターンの特徴とメリット、デメリットは
完全共有型…玄関が1つで建物の水回りなど全てを家族みんなで使う住宅
主なメリットとして、光熱費等のランニングコストが
安くなること、建築コストが低いこと。
主なデメリットとして、生活スタイルが違うと双方の
世帯に配慮が必要で、お互いに気を使ってしまう。
お互いのプライバシーも確保し難い。
部分共有型…玄関は1つで、水廻りやリビングなどの建物の一部分のみ
一緒に使うことのできる住宅
主なメリットとして、完全共有型に比べプライバシーが
確保できる
主なデメリットとして、共有している部分の清掃や
手入れ等でコミュニケーションが必要なこと。
完全分離型…玄関が各世帯に1箇所、合計2箇所で、全ての住宅設備等が 別々になっているスタイル。
一般的には1階と2階で各世帯が分かれているパターン。
主なメリットとして、各世帯のスタイルに左右されず
生活が可能なこと。
主なデメリットとして、上記の2パターンに比べて
すべての設備が倍になり、建築費用が上記の2パターンに
比べて上がってしまうこと。
上記以外にも、それぞれのパターンで特徴はあります。
価格重視なのか、それとも生活スタイル重視なのか。迷ってしまう部分はいくつもあると思いますが、家族みんなで話して、より自分の家族に合ったスタイルを選んでください。
もしも迷って困ってしまったら弊社スタッフへお声かけ下さい。
あなたに合ったぴったりな家のプランを提案できると思います。

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