大切にしたい伝統行事、一升餅
- 神明建築工房
- 6月16日
- 読了時間: 2分
赤ちゃんの1歳の誕生日に「一升餅」を担がせてお祝いする伝統行事が
あることを聞いた事ありますか?
1歳になった赤ちゃんに「一升(約1.8kg)」の餅米で作ったお餅を担がせるという風習です。
一升餅は「一升」と「一生」をかけ
【子どもが一生食べ物に困りませんように】
【子どもが一生健やかに過ごせますように】
という意味があるそうです。
丸い形からも「一生丸く長生き出来るように」との願いを込めたものなど地域や家庭によって様々ですが親から子へ受け継がれるものであるため、各家庭の特色がみられる祝いでもあるそうです。
1歳のお誕生日を迎えた赤ちゃんに風呂敷やリュックにお餅を詰めて担がせて
・立てた場合:将来身を立てることができる
・立てなかった場合:家を継いでくれる
・転んでしまった場合:厄が落ちた
と、赤ちゃんが立てても立てなくても転んでも縁起が良いとされ赤ちゃんの成長を祝い赤ちゃんの状況に合わせて良い意味にとらえたらいいそうです。ちなみに我が家の孫(女の子)は餅が重くて立ち上がれず動けなくて大泣きしていました(笑)
そしてお餅(うちは足形の紅白餅でした)を大地に見立てて
【しっかり地に足をつけて歩めますように】
【一生を歩ききる強い足腰になりますように】
の願いをこめて踏む「餅踏み」もやりました。

また最近はお餅の代わりにお米やパンを背負わせたりすることもあるそうで、一升パンも用意したのですがパンが大きすぎて背負えませんでした。残念…
あれもこれもと可愛い姿を写真に残そうと大人は必死!
孫は疲れてぐずりだして…
産まれた時はあんなに小さかった子が一年経って重たい餅を背負えるまで成長した姿を家族で祝う習慣は微笑ましくていいものですね。

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