年の終わりが近づくにつれ、寒さが厳しくなってくる今日この頃、
夏はシャワーでよくても冬は暖かいお風呂にゆったり浸かりたいですよね。
でも、お風呂場には思わぬリスクがあることもご存じでしょうか?
厚生労働省の調査では入浴中に亡くなる人は、年間に国内で約1万9000人と
推計されています。
ヒートショック
「ヒートショック」は特に冬の風呂場で起こりやすく、暖房の効いた暖かい部屋から
寒い脱衣所で裸になると急激に体が冷えることから起こります。
血管が収縮して血圧が上昇し、浴槽に入ると今度は体が温まり血管が広がって
血圧が急低下する、大きな血圧変動が原因です。
心臓や血管に負担がかかるため、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすのです。
また、急なめまいが起こり浴室で転倒することもあります。
このような冬場のヒートショックによる死亡事故は、毎年増えています。
特に12月~2月の入浴時の気温差が大きくなる時期には、ヒートショックでの
事故が多くなります。
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浴室のリフォームを行う際には、条件が合えば補助金が利用できます。
「冷たく寒いお風呂場」から「暖ったかバスルーム」へのリフォームを検討してみては
いかがでしょうか。
ライフサポート推進事業 補助金額 最大100万円
・劣化対策
・耐震性(新耐震基準適合)の基準を満たす工事
・維持管理・更新を容易にする工事および設備改修
・省エネ性能を向上させる工事および設備改修
・可変性(共同住宅のみ)
・バリアフリー対策(共同住宅のみ)
介護保険の補助金 補助金額 最大18万円
・手すりの取り付け
・段差の解消
・滑りの防止や円滑に移動するための床材の変更
・引き戸などへの扉の取り替え
・洋式便器などへの取り替え
など、国からの奨励もあり手続きさえ正しく取れれば意外とリフォームには
コストはかからなかったりします。
住宅の事でお困りでしたら
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