神明建築工房2023年1月5日読了時間: 4分靴・・・磨いてる???『お洒落は足元から』・『靴はその人の人格を表す』といった言葉を耳にしたことはありませんか?人は相手を見るとき、身体の末端部分に視線が向かい、その人の第一印象が決まるといわれています。末端部分といえば頭(頭髪)・手の先(爪及び腕時計等)そして足先(靴)です。一度意識して周りの人を「どんな人だろう?」と眺めてみてください・・・ネクタイやシャツの柄や体形より、髪型・ネイルや腕時計・靴の状態に目線がいくと思います。身だしなみを整えるということは、モチベーションupや他人によい印象を持ってもらいたい意識があるからで、整髪をし、爪のケアをすることは日常行えていることです。では靴のお手入れはどうでしょう?整髪や爪のケアは自分の身体の一部で、意識しなくても日課として毎日行えます。しかし『靴』に関しては・・・前述と違い靴は『物』であり、意識しないと何もケアしないことが多いのでは?靴は自分の印象を相手に与える大切な物です。仕事においては革靴ですが、汚れている・つま先や踵のすれ傷が目立つ・革が硬化して甲の部分が反り返っている・ヒールが削れすぎて不格好・・・といった状態だと相手はどう思うでしょう?なかなか靴のケアはめんどくさいことではありますが、是非無理のない程度に始めてみてはいかがでしょう?ちゃんとケアした靴を履いたときは、モチベーションも上がり歩く姿勢も良くなるはずです。ケアされた靴と、そのモチベーションが相手に好印象を与えること間違いなし!!【簡単なシューケアの方法】数年前よりシューケア・シューシャインが注目されており、コロナ禍の影響も相まって家作業においてDIY・各種クラフト制作と肩を並べるくらいの人気です。YOUTUBE動画や検索サイトで「靴磨き」「シューケア」検索をすると相当数ヒットしてきます。こだわりを持ったシューケア方法や、ワックス・クリーム等靴磨き道具がたくさん紹介されており選ぶのに迷ってしまうくらいです。いきなりたくさんの道具を揃えてシューケアを始めようにも、どれをどう使えばいいのか迷ってしまうと思いますので、革靴の最低限のシューケア方法や注意点を紹介したいと思います。(シューケアに必要な道具) ・綿生地の布(着古したTシャツ) ・きれいな雑巾(タオルでもOK) ・靴クリーム(同色又は無色の瓶入りのもの) ※靴の色が褪せてきている場合は同色クリーム ※靴クリームとワックスは違いますので購入するときは 乳化性クリームを購入してください (一般的に瓶入り=◎ 缶入り=×) ・使い古しの歯ブラシや綿棒 ・豚毛のブラシ(靴磨き用で100均でも店舗により売っています) ・シューキーパー(無印で2~3千円・・・ タオルや新聞紙でも代用可)(シューケアの手順)① 靴紐をほどく・・・汚れがあれば水洗いして乾かしておく。② 歯ブラシや綿棒で靴の中の先の部分に付着した靴下のカスやほこりを掻き取る。③ 歯ブラシでアッパー(革)とウェルト(そこの出っ張った部分)の間のほこりを軽く掃き取る。④ きれいな雑巾やタオルを濡らし、固めに絞って靴の中と靴表面の汚れや古いクリームをしっかり拭き取る。(革への水分補給も兼ねる)⑤ シューキーパーを取付け甲の部分に入っているしわをしっかり伸ばしてやる。シューキーパーが無ければタオルを入れ成型する。⑥ 靴クリームをできれば指で薄く全体に塗り伸ばす。(綿生地でもよいですが塗りすぎに注意してください)※もしすれ傷が残っていればこの時点でガラス瓶のような凹凸の無い固いもので押し込むよう擦りつけてください・・・傷で毛羽だった表面を寝かせることによって傷が消える場合があります⑦ 豚毛のブラシでしっかり塗ったクリームを満遍なく伸ばし革に押し込む⑧ 15~20分放置し油分を革に浸透させる⑨ ある程度乾燥してきたら革表面に残ったクリームを綿生地でしっかり拭き取る ※クリームが少しでも残った場合ひび割れやパンツの汚れの原因に⑩ 靴紐を結び湿気の少ない場所に保管以上が最低限、簡単なケアの手順となります。所要時間(放置時間除く)20~30分程度で完了です。触った感じも、もっちりサラサラになっていれば完璧。その他の注意点として・・・ ・靴底も濡れた雑巾でしっかり汚れを拭き取る ・ヒールのすり減りは一番下の層を越える前に早めにリペアショップに ※2~3千円でヒールの交換をしてくれます ・コバ(ソールの出っ張った部分)が当たり傷でガタガタになって いれば見栄えが悪いので紙ヤスリを使い自分で整え着色するか リペアショップに持ち込み ・できれば毎日履かず3日サイクル以上で履き回せれば靴の負担軽減 ・履き終わった日は軽くブラッシングをしてほこりを落とし シューキーパーを ・上記シューケアは月1回継続で構いません ※汚れや雨にひどく濡れた場合はしっかり乾燥し追いクリームを ・紐付きの靴は踵をホールドさせ都度しっかり結ぶ (脱ぐときは紐を解く) ・踵部分には心材が入っており靴を形成している大事な部分のため 踏まないように自分でケアした靴には愛着がわくものです。履いた瞬間から姿勢や歩き方が変わり、靴同士の擦れや傷み・汚れが格段に改善されていくことでしょう。
『お洒落は足元から』・『靴はその人の人格を表す』といった言葉を耳にしたことはありませんか?人は相手を見るとき、身体の末端部分に視線が向かい、その人の第一印象が決まるといわれています。末端部分といえば頭(頭髪)・手の先(爪及び腕時計等)そして足先(靴)です。一度意識して周りの人を「どんな人だろう?」と眺めてみてください・・・ネクタイやシャツの柄や体形より、髪型・ネイルや腕時計・靴の状態に目線がいくと思います。身だしなみを整えるということは、モチベーションupや他人によい印象を持ってもらいたい意識があるからで、整髪をし、爪のケアをすることは日常行えていることです。では靴のお手入れはどうでしょう?整髪や爪のケアは自分の身体の一部で、意識しなくても日課として毎日行えます。しかし『靴』に関しては・・・前述と違い靴は『物』であり、意識しないと何もケアしないことが多いのでは?靴は自分の印象を相手に与える大切な物です。仕事においては革靴ですが、汚れている・つま先や踵のすれ傷が目立つ・革が硬化して甲の部分が反り返っている・ヒールが削れすぎて不格好・・・といった状態だと相手はどう思うでしょう?なかなか靴のケアはめんどくさいことではありますが、是非無理のない程度に始めてみてはいかがでしょう?ちゃんとケアした靴を履いたときは、モチベーションも上がり歩く姿勢も良くなるはずです。ケアされた靴と、そのモチベーションが相手に好印象を与えること間違いなし!!【簡単なシューケアの方法】数年前よりシューケア・シューシャインが注目されており、コロナ禍の影響も相まって家作業においてDIY・各種クラフト制作と肩を並べるくらいの人気です。YOUTUBE動画や検索サイトで「靴磨き」「シューケア」検索をすると相当数ヒットしてきます。こだわりを持ったシューケア方法や、ワックス・クリーム等靴磨き道具がたくさん紹介されており選ぶのに迷ってしまうくらいです。いきなりたくさんの道具を揃えてシューケアを始めようにも、どれをどう使えばいいのか迷ってしまうと思いますので、革靴の最低限のシューケア方法や注意点を紹介したいと思います。(シューケアに必要な道具) ・綿生地の布(着古したTシャツ) ・きれいな雑巾(タオルでもOK) ・靴クリーム(同色又は無色の瓶入りのもの) ※靴の色が褪せてきている場合は同色クリーム ※靴クリームとワックスは違いますので購入するときは 乳化性クリームを購入してください (一般的に瓶入り=◎ 缶入り=×) ・使い古しの歯ブラシや綿棒 ・豚毛のブラシ(靴磨き用で100均でも店舗により売っています) ・シューキーパー(無印で2~3千円・・・ タオルや新聞紙でも代用可)(シューケアの手順)① 靴紐をほどく・・・汚れがあれば水洗いして乾かしておく。② 歯ブラシや綿棒で靴の中の先の部分に付着した靴下のカスやほこりを掻き取る。③ 歯ブラシでアッパー(革)とウェルト(そこの出っ張った部分)の間のほこりを軽く掃き取る。④ きれいな雑巾やタオルを濡らし、固めに絞って靴の中と靴表面の汚れや古いクリームをしっかり拭き取る。(革への水分補給も兼ねる)⑤ シューキーパーを取付け甲の部分に入っているしわをしっかり伸ばしてやる。シューキーパーが無ければタオルを入れ成型する。⑥ 靴クリームをできれば指で薄く全体に塗り伸ばす。(綿生地でもよいですが塗りすぎに注意してください)※もしすれ傷が残っていればこの時点でガラス瓶のような凹凸の無い固いもので押し込むよう擦りつけてください・・・傷で毛羽だった表面を寝かせることによって傷が消える場合があります⑦ 豚毛のブラシでしっかり塗ったクリームを満遍なく伸ばし革に押し込む⑧ 15~20分放置し油分を革に浸透させる⑨ ある程度乾燥してきたら革表面に残ったクリームを綿生地でしっかり拭き取る ※クリームが少しでも残った場合ひび割れやパンツの汚れの原因に⑩ 靴紐を結び湿気の少ない場所に保管以上が最低限、簡単なケアの手順となります。所要時間(放置時間除く)20~30分程度で完了です。触った感じも、もっちりサラサラになっていれば完璧。その他の注意点として・・・ ・靴底も濡れた雑巾でしっかり汚れを拭き取る ・ヒールのすり減りは一番下の層を越える前に早めにリペアショップに ※2~3千円でヒールの交換をしてくれます ・コバ(ソールの出っ張った部分)が当たり傷でガタガタになって いれば見栄えが悪いので紙ヤスリを使い自分で整え着色するか リペアショップに持ち込み ・できれば毎日履かず3日サイクル以上で履き回せれば靴の負担軽減 ・履き終わった日は軽くブラッシングをしてほこりを落とし シューキーパーを ・上記シューケアは月1回継続で構いません ※汚れや雨にひどく濡れた場合はしっかり乾燥し追いクリームを ・紐付きの靴は踵をホールドさせ都度しっかり結ぶ (脱ぐときは紐を解く) ・踵部分には心材が入っており靴を形成している大事な部分のため 踏まないように自分でケアした靴には愛着がわくものです。履いた瞬間から姿勢や歩き方が変わり、靴同士の擦れや傷み・汚れが格段に改善されていくことでしょう。