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『ICTを活用した舗装工事』

日本では、公共インフラの4割を道路が占めており、

10年後の2033年には、道路の6割、トンネルの4割が築後50年になります。


2011年の東日本大震災を受け2013年に国土強靭化基本法が成立し

投資額も増えていますが、その反面、建設業就労者数の減少が、

老朽化するインフラ整備の遅れの一因となってます。

その対策の1つとしてICT(情報通信技術)を活用し、生産向上、

管理水準向上、品質向上を目的としたITC舗装工が2016年より進められています。

ICT舗装とは、地上型レーザースキャナー等で3次元的測量を行い、

それを基に3次元設計、施工計画を作成して、ICT建設機械(マシンコントローラー付)にて施工を行い、地上型レーザースキャナー等での出来形管理を

行います。

これにより、測量の省力化により施工管理の簡素化、丁張設置省略や

ICT操作性向上により人工の削減、ITC建設機械使用による人員削減

出来形精度、安全性の向上に期待されてます。

現在は、国土交通省が中心に大規模舗装工事に活用され、最近では、

大阪市でもITC舗装を指定した工事案件が出てきております。

このような新技術、新工法により、少しでも人材不足を乗りきれるように

なるといいのですが。


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