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「聖ニコラウス」

クリスマスの季節になりましたね。小学生までサンタクロースはいると

思っていました。ですが大人になってから、ふとサンタクロースの起源が気になり調べてみました。


モデルとなったのは東ローマ帝国で司教を務めていた

「聖ニコラウス」という人物だそうです。


当時、貧困に苦しむ家が3人の娘を身売りさせようとしていることを

知ったニコラウスは、夜な夜な多額の金貨を提供しました。

3人の娘たちは支援されたお金のおかげで、後々結婚して幸せに

なったのです。

家の主は大喜びしたもののお金を恵んでくれた人の正体が気になり、

毎夜家の周辺を見張っていると金貨を恵もうとしているニコラウスを

発見します。ニコラウスが金貨を恵む3度目の夜のことでした。

クリスマスイブの夜にプレゼントが配られるという風習は、ニコラウスの逸話に由来するものなのです。


「聖」は現地の読み方で「セント」と言い、繋げるとセント・ニコラウスになります。セントニコラウスが徐々に訛って、現代に伝わる過程で

サンタクロースになったのです。

また、サンタクロースと言えば赤い衣装・白いヒゲ・厚手のブーツというイメージが世間的に定着しています。


幼い頃はサンタクロースを信じて枕元に靴下を置いて寝て翌朝を楽しみにして眠りについていましたが

何で靴下なんだろう?と思い、これもまた調べてみました。


伝承のため事実かどうか定かではありませんが、ニコラウスが

家の中へ投げ入れた金貨は暖炉の脇に干してあった靴下の中へ入ったとされています。


ちなみにニコラウスが金貨を投げ入れたのは「窓から」と「煙突から」の

2パターンが伝えられています。

サンタクロースが煙突から入ってくるのは、後者の言い伝えが

派生したものです。


クリスマスの話題が出た時に是非ともこの豆知識をお披露目してみてください。

小さなお子様たちにはくれぐれも言わないようにしてくださいね。



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