住まいづくりの話をすれば、吉田兼好著徒然草第55段
「家のつくりやうは夏をむねとすべし。冬はいかなるところにもすまる」が
必ずといって良いほど出てきます。この考えで住まいを作れば、通風だけで
夏を過ごそうとするエアコンなしの住宅になりがちです。
現代の都会の環境でこのような住宅は住みにくいというのが正直なところ
でしょう。窓を開ければ、涼しい風が…とはいかず隣家のエアコン室外機からの排熱が
飛び込んでくるコンクリートジャングルです。防犯の面からも窓を
開けっぱなしにはできません。
風通しも大切ですがエアコンがない住宅など考えられません。
では、エアコンの効き目をよくするには?
断熱材を使用して日差しの熱を遮断し、室内の熱を逃がさない。
いまある窓に内窓を取付けたり、壁に断熱リフォームはいかがでしょうか?
ご相談は神明建築工房までお待ちしております。
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