冬は日没の時間も早いので比較的早い時間から星の観察がしやすいでしょう。
オリオン座の四角形の左上で輝いている赤く輝く星が『ベテルギウス』。
ベテルギウスの下のほうにきれいに3個の星が等間隔に並んでいるのが見えるので、その3個の星を左下にのばして行くと南東の空低くに、ひと際明るく輝く星が『シリウス』です。

「ベテルギウス」の左側に明るく光る星の『プロキオン』が見つかると思います。
赤い星のベテルギウス、白く輝くシリウスとプロキオン。それを繋げると冬の大三角となります。
冬の有名な星座といえばオリオン座ではないでしょうか。
ギリシャ神話に登場する大男の狩人オリオンが、右手に退治したライオンの毛皮をもち、左手で太いこん棒を振りかざしている姿をイメージしています。
アポロンによって射殺されてしまったオリオンを悲しんだ月と狩りの女神アルテミスがゼウスに願い出て、星座になったと言われています。
他にはふたご座やおうし座も冬の星座です。
それぞれ神話として沢山のお話が語り継がれているので、調べてみるのも面白いかもしれませんね。
冬の空の観察は気温的にも長時間観察するのが難しい為、室内での観察が最適だと思います。

Comments